ペンチやニッパーでは切れないワイヤーネット
100ショップで販売されている、ちょっとした収納に便利なワイヤーネット(網)。このワイヤーネットを切断する機会があったが、家にあるへっぽこなペンチやニッパーなどでは切ることができなかった。
そこで、これなら容易に切断できるだろうと思い購入したのがバクマの「ミニクリッパー」。クリッパーのようなフォルムだが、クリッパーでは刃がたたないような太い針金もラクラク切断できる優れもの。救世主となるか。
ニッパーが苦手な太い針金もザクザク切れるクリッパー
最近では建築現場で木の足場板が使われているのかは知らないが、一般的に足場を縛るのに使われていた番線や、トラックで運搬する材料を緊結するのに使われていた番線の番手は#10~#12。このサイズ(4mm以下)の番線なら、200mmのミニクリッパーで簡単に切断することができたので、色んな業種の人がミニクリッパーを腰袋に装備しているほど。
ちなみに、#7以下の太い線径の番線になると、200mmのミニクリッパーで切断するのが困難になるため、ブルーグレイのボディに赤いグリップでお馴染みのMCC(松阪鉄工所)がだしている350mm以上のボルトクリッパーが必要になる。
肝心のワイヤーネットであるが、柔らかいなまし番線とは違い、硬い針金であったが、サクサクと容易に切ることができた。ただし外枠の線径は2.8mmと少し太くなっているので少々力が必要であった。硬い針金でも4mm以上になるとミニクリッパーでの切断は困難となるだろう。