“まゆ”のような形の、近未来的エコハウスが出現!
「たまには、しがらみから離れて、一人っきりで過ごしたい」。誰しもそう思うことが一度はあるはずです。また、「絶景」と呼ばれる場所を旅して、帰るのが非常に名残惜しくなった経験も、みんな一度は経験しているでしょう。
そんなとき、この「Ecocapsule」なら、望み通りの時間を過ごせそうです。プロペラとソーラー電池で発電、雨水の備蓄もできるエコを追求したスマートハウス。ホテルや旅館のスタッフと話をする必要もないし、ツアーの終了時間を気にする必要もありません。これほど完ぺきな非日常があるでしょうか?
飽きるまで星を眺めたり、読書をしたり。川沿いに設置すれば釣りも楽しめるでしょう。ミニキッチンが付いているので、食材を持ち込めば飢える心配もありません。雨水を沸かせば、喉も潤います。寝不足だったら、備え付けのベッドで一日中眠っていればいいのです。
このEcocapsuleは軽自動車並みのサイズです。ベッド、キッチン、テーブルがあるので車中泊よりはくつろげそうですが、1人では移動や設置が難しいかも。
現在はオーストリアでの見本市出展を終え、量産に向けて最終調整がされているところ。本体価格は2015年冬に決定されますが、生産国は東欧のスロバキアなので、購入後、世界各地までの配送にはおおむね2000ユーロ(約27万円)程度かかるそうです。
それでも、宇宙船のようにスタイリッシュなフォルムとシンプルながら落ち着きのあるインテリアを持つこの近未来的なエコハウスに、魅了される人がたくさん現れそうですね。
ECOCAPSULE
外装:exterior
内装:interior