グラインダースタンド
このスタンドにグラインダーをセットすることにより、簡易的な小型の卓上型高速切断機として使うことができます。
取り付け可能なグラインダーのサイズは100・125mm用です。青い部分のシャフトはスライドさせることができ、グラインダーのサイドハンドルを装着する左右の雌ネジ(M8、M10)を利用してボルトで固定するので、特殊な形状をしておらず、左右にハンドルを装着できるタイプのグラインダーであれば、スタンドに取り付けることが可能だと思います。
写真はボッシュ100mm用グライーダーを取り付けていますが、左右にハンドルを取り付けられるネジ穴があるので問題なく固定することができました。
手間のかかる組み立て式
この商品は組み立て式になっており、10分ほどあれば組み立てることは可能です。しかし、取り付けるボルトや部品が多いので、一度組み立てたらバラして保管しようとは思わないほど手間がかかります。グラインダーの取り付けもスパナで回して着脱するのは少しおっくうな感じがしました。
予算や設置スペースに余裕があれば、1万円以下の廉価な高速カッター(高速切断機)を購入したほうがよいと思います。
購入した理由
・“鉄筋・パイプなどの切断作業に”
・“連続した切断作業に最適”
・“安全・安心した作業に最適”
購入した理由は、フラットバーのように幅のある材料を複数同じ長さに切断したい。また不器用及びスキル不足なこともあり、真っ直ぐに切断することが難しいので購入しました。実際につかってみたところ手で持って切断するより安全・速く・真っ直ぐに切断できました。またスタンドには昇降させるハンドルがついているので手が疲れない利点もあり、大量に材料を真っ直ぐに切断する用途では便利だと感じました。
切断動画
10枚ほどフラットバー(平鋼)と鉄筋(6・10・13mm)を試しに切断してみましたが、真っ直ぐ切断することができました。説明では切断能力は100mmのグラインダーで(丸棒:Φ10mm)(鉄片:幅40mm以下)と記載されていましたが、消耗していない状態の切断砥石でΦ13mmの鉄筋や50mmのフラットバーを切断することができました。一応、幅が広い材料もひっくり返すことにより切断することが可能ですが、切断能力を超えるサイズの切断は危険なのでおやめください”と記載されています。
角度切りも可能
材料を押さえるクランプは止めネジをゆるめることにより角度を変えられるので、調整した角度で切断することも可能です。角度は0~45°までとなっております。
EARTH MAN との違い
ネットで販売されている廉価なスタンドですと「EARTH MAN 高儀 ディスクグラインダースタンド」があり、こちらは写真ではベースの幅が広いように見えますが、サイズや作りはほとんど同じです。なので、価格が安いほうを購入したほうがお得だとおもいます。
切断している動画では、1枚80円と安価な「ヤナセ 切断砥石 翼 105mm」をグラインダーに取り付けて切断していますが、全くストレスなくスムーズに切断することができました。