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砥石の種類

先端工具

ディスクグラインダー砥石の研削面をまとめました。
今後もDIYで役立ちそうな砥石があれば追加したいと思います。

オフセット砥石

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オフセット砥石(研削用)

中心部が凹凸になっていて、円盤のような形状になっている砥石をオフセット砥石と呼称。
オフセット型の砥石は研削用以外にもあります。
一般的に荒削り用として#24~#36が多く使われているようです。
卓上グラインダーの様に、簡単に切れ刃が作れるくらい研削力が高く、バリバリと大きな傷が入り削れていきます。
砥石の角が丸くなっていない状態でグラインダーを押しながら研削すると、材料に刃が食い込み反発することがあるので、最初は引きながら研削して角を丸くする必要があるようです。 (下のフレキシブル砥石も同じ)
オフセット形状の砥石の取り付け向きは、凸面を本体側に向けて取り付けます。
SK11 オフセット砥石

スキルタッチ

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フレキシブル砥石

フレキシブル砥石もオフセット砥石と同じ形状ですが、オフセット砥石の中で柔軟性を持った砥石はフレキシブル砥石と呼称。
一般的に荒仕上げ用として、#60~80がよく使われます。
フレキシブル砥石(スキルタッチ)を最初に開発したのは「日本レヂボン」だそうです。
実際に手でへし曲げてみると、凸部の方の曲げに強く確かに柔軟性があります。
逆に曲げるとミシミシと音がなり破損しそうでしたが、これを誤って逆につける人はいないでしょう。
上のオフセット砥石と比較すると、研削力は劣りますが、非常に当たりが柔らかく恐怖感も全くありませんでした。
200~300円と安価なのに非常に良い製品です。
レヂボン スキルタッチ 
 

多羽根ディスク

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多羽根ディスク

布ヤスリが扇状に並んでいるので目詰まりしにくく冷却効果があります。
写真の左がアランダム(A) 右がジルコニア(Z)
どちらも同じ用途で使用できますが、アランダム(A)の方は番手(#)が豊富なので木材の研削・研磨に向いています。
耐久性と研削力はジルコニア(Z)の方が上なので、金属を研削・研磨する場合はジルコニア(Z)の方が向いています。
ジルコニア(Z)は少し価格があがりますが、どちらもヤナセのスパークディスクが安価です。
コンクリートの研削に適していて、アスファルトの白ラインを消すことができるカーボランダム(C)もあるようです。(羽の色:黒)
ヤナセ 多羽根ディスク 

シースルーディスク

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シースルーディスク

多羽根ディスクに大きな切込みが入っているので、研削面が文字通り透けて見えるやらしいディスクです。
See-through(シースルー)=透けて見える。
研削面だけでなく、研削している部分もわかるので便利な製品です。
多羽根ディスク同様 何も難しいことはなく、簡単に研磨することができました。
回転数を低速にしてもちゃんと透けて見えます。
レヂトン シースルーディスク 
 

ユニロンディスク

ユニロンディスク

ナイロンディスクの研磨面

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ナイロンディスク

ナイロン素材の不織布に研磨砥粒が含有されたディスクです。
食器洗い用スポンジの裏面(ナイロン面)に研磨材が含まれたような感じです。
番手も荒目から仕上げ目まであり種類が豊富なので、錆落としから表面を綺麗に仕上げることが可能です。
研磨しても深い傷がはいらないので、被研材に深い傷をつけずに研磨したい場合に向いています。
このディスクで研磨すると、細かい傷がつくので金属の表面は曇ったような感じになります。
この細かい傷は、下で紹介するサイザルディスクやフェルトディスクで磨き消すことができます。
スポンジの様な柔軟性があるので、曲面の研磨にも向いています。
ヤナセ ユニロンディスク 
 

サイザルディスク

サイザルアサ表面

サイザルディスク

巨大なパイナップルの様なサイザルアサという植物の繊維で作られたディスクです。
普通の麻繊維に比べると、藁のように硬く丈夫な繊維ですが【バフ研磨#400程度】の美しい仕上がりになります。
回転数が速すぎると繊維が焦げます。
コットン(綿)タイプのディスクもあり【バフ研磨#600程度】になります。
どちらも研磨剤を塗布して使い、鏡面仕上げ前の研磨に向いています。
ヤナセ サイザルディスク 
 

フェルトディスク使用面

フェルトディスク(表面)

フェルトディスク 鏡面仕上げ

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フェルトディスク

動物の毛から作られたディスクなので、柔軟性があり【バフ研磨#800程度】なので研磨力もほとんどありません。
サイザルディスクと同じように研磨剤を塗布して使用します。
あらかじめフェルトディスクに研磨剤が含浸された研磨剤含浸タイプ
も販売されています。
金属の表面を鏡面に仕上げることが可能です。
サイザルディスクを使わなくても、フェルトディスクに赤棒→白棒→青棒という順で磨いていけば、表面の曇りをとることができるので、そこそこ綺麗な仕上がりになります。
フェルトディスクで消せない傷は、サイザルディスクで磨き消します。
サイザルディスクで消せない傷は、深い傷が入らない+研磨力のあるナイロンディスクなどを使います。
ヤナセ フェルトディスク
 

(赤棒・白棒・青棒)

研磨剤

●赤棒(酸化鉄) 荒仕上げ用
●白棒(酸化アルミナ)  中仕上げ用
●青棒(酸化クロム)  仕上げ用

鏡面仕上げの際、フェルトディスクやサイザルディスクなどに塗布する固形の研磨剤です。
この研磨剤は油性なので、回転しているフェルトに軽く押し付ければ、溶けながらフェルトに塗布されていきます。
今回、赤棒を持っていなかったので、えびす商店で3点セットのものを購入しました。
大きな消しゴムくらいのサイズのものしか見たことがなかったので、その程度のサイズのものが届くと思っていたのですが、届いたものは金塊のような大きさでびっくりしました。
 

真鍮メッキとグリッド

表面

真鍮メッキ研磨面
真鍮メッキ線
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グリッド 研磨面
グリッド線#60
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カップブラシ

カップブラシの線材には色々な材質があります。
基本的に被削材と同じ材質の線材を使用して研削します。
ワイヤー線は金属疲労をおこすと折れて飛来するので、砥石と同じように安全メガネを装着します。
線材がひねられてるカップブラシ(ひねり線)なども販売されており、こちらはワイヤーの折損率が低いようです。

グリッド線はナイロンに砥粒が含まれた線材になっており、腰がワイヤーより柔らかく、黒皮を落とすスピードもメッキ線より早かったです。
グリッド線の色には赤・青・黒があり、赤と青は熱に弱く研磨中に溶けてナイロンが被削材に溶着しやすくくなっています。
(動画も秒頃からビニールが溶着しています。)
黒いタイプは、赤・青に比べると、耐熱性と耐久性が高くなっています。
カップブラシ 真鍮メッキ
カップブラシ グリッド 
 

ベベルブラシ(鋼線)
鋼線
ベベルブラシ
鋼線


鋼線

グリッド線

ベベルブラシ

ワイヤー線が外側に向けてカールしているので、隅やコーナー部の研削に向いています。
カップブラシと違い木目に沿って研削することができるので、木材を浮造風に仕上げることも可能です。
太くて硬い鋼線と比較してみるとグリッド線のほうが綺麗に仕上がるようです。
ベベルブラシ 
 

切断砥石(金の卵)

切断砥石(金の卵)

金の卵 切断面

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切断砥石

金属を切断することができる砥石です。
切断砥石の使用面は円周部分だけなので、ディスク面をつかって研削などしてはいけません。

金の卵

従来の一般的な切断砥石の厚さは2.2mmでしたが、現在は厚さが1mm程の砥石も多く販売されています。
レヂトン社の金の卵も補強クロスが2倍になり、砥石の厚さが1mmと非常に薄い砥石を販売しています。
この砥石の切断スピードは、従来品の3倍も速く多くのユーザーから支持されている製品です。
変わった名前ですが、社内公募で選定されたネーミングだそうです。
レジトン 金の卵(105×1.0×15)

金の亀

切断砥石の使用面は、円周部分だけと制限されている製品が多いですが、金の亀は円周部で切断してから、ディスク面を使ってバリを落としたり研削することが可能です。
砥石1枚で切断・研削どちらの用途でも使用することができますが、一般的な切断砥石や研削砥石より切断スピードや研削力は落ちます。
レジトン 金の亀
 

金の卵 取り付け方向

交換の目安と取り付け方向

切断砥石の交換の目安は、周速度が落ちるので、ラベルの内側まで消耗してきたら交換します。
従来の切断砥石の取り付け方向は、ラベルがついていない面を本体側に向けるのが一般的でしたが、「金の卵」はラベルのついてる面(パッキンがついてる面)を本体側に向けて取り付けることをメーカーが推奨しています。
(推奨しているだけであってどちらの向きでも切断可能)
取り付け方向はメーカーによって推奨している面は変わります。
取り付ける方向が砥石に表示されているメーカーもあります。
 

ダイヤモンドカッター

ダイヤモンドカッター

ダイヤモンドカッターには、セグメントタイプとウェーブタイプがあります。
どちらも切粉を排出効果と冷却効果を得るために切り込みや溝が入っております。
セグメントには「コンクリート」「レンガ」「ブロック」
ウェーブには「タイル」などが適しています。
取り付け向きは、ディスクの矢印方向とグラインダーの回転方向を合わせて取り付けます。
ダイヤモンドカッターセット 作業別3枚組

家でブロックを切断すると怒られるという。

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