「The Pedal Genny」
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ペダルを回して効率的でエコなエネルギー供給
テーブルの上でノートパソコンを使う男性。
机の下にあるペダルを漕ぎながら、キーをたたいています、なぜ?自転車のペダルを漕ぎながら、パソコンへの電力を発電しているのです。
この発明品は「The Pedal Genny」アメリカ・ニューヨーク州のエコベンチャーPEDAL POWER Design + Build が手がけたものです。
テーブルの下には、自転車のペダル、歯車、発電機が仕込まれています。ペダルのパワーで電力を供給して、ペダルから繋がっているベルトを付け替えれば色々な作業を行うことができます。
ペダルを漕ぎながら頭で考えた文章を入力するのは至難の技かもしれませんが、蒔きを割ったり、粉をひいたり、研磨したり、ミキサーでジュースを作ったりと頭の使わない作業であれば、ペダルを漕ぎながらでもこなせそうです。
作った理由
なぜ、このような発明品を作ったのかというと、社会のエネルギー消費を減らし、環境負担を減らそうという真面目なエコ・プロジェクトが発端です。自転車を漕ぐことによる運動エネルギーは97%は伝達されており、ほぼ無駄が無いといえる効率性なのだそうです。移動にしか使わないのはもったない、様々な日常的タスクに使用しようとのコンセプトから生み出されました。試作品がクラウドファンディングKICKSTARTERでの資金調達に成功して、簡素で効率的な形で開発されたのが、The Pedal Genny。
ペダルを漕ぎながらPCを使っているシーンはシュールで笑ってしまいましたが、電気の供給がされてない場所でも有効な上、緊急・災害時にも役立つ製品となるかもしれません。インフラが整備されている中で生み出されたエコ・パワーシステム。様々な作業をペダル運動行うと同時にカロリー消費にもなりダイエット効果も?!