Spin Cycle
タイヤと連動するドラム缶
ドラム式洗濯機の横で自転車を漕いでいる人がいます。自転車と固定されたドラム式洗濯機洗濯機がつながれており、人力で洗濯をしている最中なのです。ペダルパワード洗濯機の『SpinCycle』は、大学生のRichard Hewitt(リチャード・ヒューイット)さんが開発したもの。発明品を扱うイギリスBBCのテレビ番組Mail Onlineで紹介されていました。
SpinCycle(スピンサイクル)はペダルで漕いだ回転動力を洗濯機に伝えています。途中思いっきりペダルを漕いで回転させっぱなしにした後、ちょっと降りてほったらかしにしておく場面も見られました。ドラム式洗濯機なら、こうして洗濯から乾燥までおこなうことができます。本人によるとまだ開発段階で、さらに実用性をも備えた洗濯機になるよう試行錯誤中だとか。
作ったきっかけ
Richard Hewittさんがアフリカ・ブルンジ共和国の孤児院を訪れた時に、そこで”30人分の子供の衣類を手で洗う”仕事があったそうです。その作業をもっと簡単・効率よく行えないか考えている時、その土地でよく使われている自転車が目に止まりました。
単純な作りになっているので、川の流れなど自然の力を利用して回転させることもできそうです。このような機械が有効利用できる国があるだけでなく、私たちもいつか必要となる緊急時がくるかもしれないことを頭の隅に置いておくべきかもしれません。
自転車で洗えて驚きの白さにSpin Cycle!(バイク酵素)