パクリもオリジナルを超えればオリジナル?
1月に丸鋸定規の表を作っていたときに気になった〔MRG-M9045M
〕の丸鋸ガイドを購入しました。
このガイドは海外製の三角定規タイプの製品を参考にしたような形をしていますが、握りやすいハンドル部があり、サイズも若干大きいので使いやすそうです。
シンワからも材質は樹脂ですが、三角タイプの製品が販売されています。
三角の形をしているので、90°切断だけでなく斜め切り(45°)にも切断することが可能です。
このマルノコガイドは今年の1月に販売した新製品のようで、Tガイドのほうも同じ材質でも同時に販売しています。
詳しくは公式をご覧下さい。
軽くてコンパクト 腰に負担もかからない
一番気になったのが2度見した重さの数字です。
205gだとアルミのエルアングルより軽いです。
ガイドの材質は金属ですが、アルミより軽いマグネシウムになっているようです。
重さが205gなので、腰袋にいれても重さを感じないくらい軽いです。
(小さいタイプの腰袋にははいりません。)
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同じシリーズのMRG-M90Mの重さは159gとさらに軽いですが、L型なので45度切りがおこなえません。
直角にしか材料を切断しないのであれば、質量の軽いこちらのガイドのほうがよいかもしれません。
突き当てのサイズ
突き当ての長さは約180mmほどあり、一番高い部分(A)が9mmもあるので、面取されてるようなSPFの基準面にひっかけてもブレにくくなっています。
突き当てはネットショップの写真だとわかりにくいですが、ちゃんと表裏にもあるのでガイドをひっくり返して使用することも可能です。
滑りやすいガイド面
丸ノコを沿わせる90°・45°のガイド面には、側面にステンレス鋼が貼り付けられているので丈夫で滑りやすくなっています。
この接着の耐久性が気になります。
握りやすいハンドル部
ハンドル形状になっており、ガイド面以外は全て丸みがあるので握りやすいです。
溝があるので微調整もしやすく、落下防止用のアクセサリやロープを取り付けられる穴もついています。
この親切設計は海外製のタイプにはありません。
マルノコピッチ目盛り
便利な丸ノコ用のピッチ目盛りも掘られているので、切断する際の目安にできます。
目盛りは空洞部の縁・側面にまで掘られています。
ピッチ目盛りの利用方法は、まずはじめに切断したい場所に線引きを行います。
マルノコガイドをスコヤのように利用して線引きしました。
ちなみにガイド面の目盛りは、材料に当てた時に0からはじまるようになっています。
(5mmごとにメモリが掘られているようです。)
次にマルノコガイドをそのまま動かさずに、マルノコのベースのサイズに合わせてピッチ目盛りの部分にも印をつけます。
(写真では、わかりやすく赤い線を引いています。)
次にピッチ目盛りにつけた印の場所とガイド面のつらをあわせます。
(写真では目盛りの左側につけた印にあわせています。)
そして他のマルノコ専用ガイドと同じようにマルノコのベースをガイド面に沿わせながら切断します。
最初に線引きした場所に切り目をいれることができました。
標準のピッチ目盛りとサイズがあわないマルノコの場合は、自分でガイドにケガキ線をつけたほうがいいかもしれません。
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