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7年前に購入したマキタ スライドマルノコ M244のレビュー

今も昔もDIY用スライドマルノコは「M244」と「FC7FSB」の二択?!

上は7年前に購入したマキタのスライドマルノコ(M244)である。ブレーキの効きが悪くなりカーボンブラシを何度か交換(自身で交換可能)したのみで現役である。

当時、一尺(約300mm)を一発切断切可能+DIY用として予算をおさえたい場合、マキタの「M244」と日立工機の「FC7FSB」しか選択肢が無かった。

しかし、大手電動工具メーカーのカタログを見ると、現在もこの2機種しか選択肢がないようだ。

木材を直角に切断する電動工具「スライドマルノコ」

スライドマルノコを購入しようと思った理由

ちなみに私がスライドマルノコを購入したのは、当時、大量の角材を毎日同じ寸法でバッサバッサと切断していたからである。ちなみ、その前はゲーム内で木を切る仕事をしていたが、2年で限界を感じた。

当初は手鋸を使って切断していたが、労力と時間がかかるのでマルノコを購入。マルノコ定規があれば短時間で材料をまっすぐに切断できるので満足していたが、1°以下のズレが発生しており、完全に直角切断できていなかった。このわずかな角度のズレは箱物を作ったときに修正が必要になるほどの致命傷となった。

また、マルノコだと墨線合わせをするのにちょっとした一手間がかかるため、材料を大量に切断した場合、大幅に時間をロスしていた。さらに墨線合わせが目視だと、同じ寸法の材料を何百本~何千本と切断したときに、長さが揃っていないものが散見された。mm以下の誤差ではあるが、家具だとガタツキの原因となった。

直角切断で1°以下のズレを解決したのが、マルノコと材料を固定されていたスライドマルノコだ。さらに同じ寸法の材料を大量に切断するときに役立つセットプレートを使用することにより、mm以下の誤差や時間の損失も解決された。スライドマルノコを購入してから、マルノコは埃をかぶるほど便利で精度の高いものであった。こうして、マルノコはスライドマルノコで一発切断できない幅の材料を切断する時以外は活躍なくなったのであった。

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木材を直角に切断する電動工具「スライドマルノコ」

DIY用としてなら精度は十分

「M244」と「FC7FSB」の精度を比較すると、構造上は可動部分が一箇所しかないロングスライドベアリングを採用した「FC7FSB」のほうが上である。しかし、2段スライドを採用している「M244」はガタつく箇所が2箇所あると言われているが、このガタツキはわずかな気持ち程度のもので、体感だけでなくスコヤで矩を見ても判断できない。DIYerがよく使用するような2×4程度の厚みと巾の材料を直角切断したり、角度切りや傾斜切りを行っても何ら支障はないと考えてよいだろう。

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木材を直角に切断する電動工具「スライドマルノコ」

LEDライト+レーザーがないと墨線合わせが一苦労

同じ寸法の材料を大量に切断する場合は、セットプレートを使うことにより、容易に材料を定位置に固定することができるので問題はなかった。しかし、色々な寸法の材料を切断する場合は、墨線合わせは材料にチップソーの歯を当てて合わせる必要があった。

わたしは昔から目が良かったので、この工程は苦ではなかった。しかし、最近は目が劣化したことにより、薄暗い場所での物の見え方が変わり苦になってきた。特に細いケガキ線での墨合わせは一苦労。

このため、材料を切断するときは、ワークライトを横から照射して墨とチップソーを見るようになった。上位モデルは高額であるものの、効率の目の衰えを考えた場合、やはりLEDライト+レーザー付きのものを選ぶべきだった。

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木材を直角に切断する電動工具「スライドマルノコ」

コードの抜き差しや片付けが面倒になってきた

木工用の広い工房があればいいのだが、家にはそういう場所がないため、スライドマルノコを使い終わったら邪魔にならない場所に片付けている。このため、スライドマルノコを使う場合は作業する場所まで移動させたり、コードを抜き差しするちょっとしたひと手間がかかるのだ。

当時、M244を購入したときは予想していなかったが、現在は様々な電動工具が充電式になっており、建築現場でもコードがなくて取り回しやすい充電式工具が主流となっているようだ。

今ではマルノコやスライドマルノコまでもが充電式となっており、上述したひと手間を考えると充電式に変えたほうがストレスフリーになるのではないかと思っている。

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木材を直角に切断する電動工具「スライドマルノコ」
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