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充電式ワークライトの選び方

特徴

電動工具のバッテリーに互換性のあるライト

電動工具に使われているリチウムイオンバッテリーは、電動工具だけでなくワークライトにも使いまわすことができます。ワークライトは、電気のない暗い場所で活躍します。また、作業用としてただけでなく、釣りやキャンプなどのレジャー、災害(地震、火事、落雷)などによる停電時にも大変役立ちます。

電動工具メーカーが販売しているワークライトには、バッテリーが標準付属されておらず、本体のみの販売となっています。なので、電動工具のバッテリーを持っている方であれば、経済的に購入して使いまわすことができますが、バッテリーを持っていない方は、別販売されているバッテリーと充電器を購入しなければいけません。

プロ用シリーズのライトは、バッテリーの容量に関係なく全てに互換性があるので、同じ会社で電圧が同じバッテリであれば容量に関係なく使いまわすことができます。一部のモデルに14.4Vと18Vのバッテリーを兼用できるワークライトも販売されています。

用途

Makita-ML801(使い方)

様々な作業シーンに対応。

  • 薄暗い場所での作業(床下や天井など)
  • 電気のない場所での作業
  • 設備工事や点検作業など
  • 光が当たらない部分( 死角)
  • レジャー(キャンプや釣り)
  • 災害による停電時(地震、落雷)
  • 上記のような作業場所やシーンに向いています。コードレス式なので、電気がきていない暗い場所や薄暗い場所で移動しながら作業をするシーンで活躍します。

    薄暗い場所で作業をする場合は、明るいコード式の投光器が必要になります。投光器を使用するためには、電源を探し延長コード電工ドラムのコードを伸ばす必要があるので、段取りに手間と時間がかかります。また、移動しながらの作業だとコードや電工ドラムも移動させなければいけないので作業効率も落ちます。

    コードレス式のワークライトですと、電動工具のバッテリーを装着して使用することができるので、電源確保のだんどりに手間がはぶけます。また投光器や電工ドラムより軽いので持ち運びする際も労力がかかりません。

    狭い場所や限られた範囲であれば、コードレス式のワークライトが役立ちますが、小型のワークライトだと、投光器のように角から広範囲を明るく照らす光量はないので、広い作業現場を照らす場合は不向きになる場合もあります。

    種類

    形状

    現在、販売されているワークライトの形状を大まかに分類すると〔懐中電灯〕〔トーチ〕〔ランタン〕〔ワークライト〕〔投光器〕〔ヘッドライト〕などがあります。
    肩にかけられる長めのストラップが付属していたり、自立したり、紐や単管ににぶら下げられるフックがついてるモデルもあるので、作業以外にもレジャー(キャンプ)・警備・停電時にも活躍します。
    使い方次第で様々なシーンで活躍するので、用途にあったものを選びましょう。

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    機能

    Makita-ML801(角度調整)

    ライトヘッドの照射角度

    懐中電灯(筒状)やランタンタイプ以外のほとんどが、首の角度を変えられる機能があります。
    自立した状態でライトヘッドを自由な角度で固定することができるので、何処からでも作業範囲を照らしてくれます。

    吊り下げフック

    ワークライトには、本体にロープや単管などに吊り下げることのできるフックがついているので広い範囲を照らすことが出来ます。
    またポケットなどに引っ掛けられるクリップや肩にかけることが出来るストラップが付属されているモデルもあるので、常に自分の視界範囲を照射することも可能です。

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    電球

    Makita-ML801(LED-0.51W/12灯式)
    LED(0.51W) 12灯式Makita-ML801

    LEDと豆電球の違い

    明るさを重視する場合は、電球が選び方の最大のポイントになります。
    現在では、ライトの電球は豆電球から利点の多いLEDが使われるようになっています。
    (一部、蛍光灯が使用されているモデルもあります。)
    豆電球は寿命が短いので長時間使用しているとたまがよく切れ、LEDのほうが耐久性が高く、消費電力や発熱が少なく非常に明るくなる利点があります。
    自分が使用したモデルでは、LEDと蛍光灯を比較するとLEDのほうが断然明るいです。

    LEDより明るい高輝度LED

    最近の新しいモデルには、高輝度LEDが使用されています。
    高輝度LEDは、従来のLEDより高い電流が流せるので、さらに明るくなります。
    普通のLEDも直視できないほど明るいので、予算に余裕がない場合は型落ちのLEDライトがおすすめです。
    明るさを重視したい場合は、最新モデルで高輝度LEDが搭載されているライトのほうがよいでしょう。
    また会社によってライトの照度(ルクス・ルーメン)を掲載しているので、そちらの数字も参考になるかと思います。
    バッテリ式ライトの性能比較表では、各モデルの電球の種類や公式の製品ページにリンクしているので、用途にあったものが探しやすいページにしています。

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    過放電の心配

    過放電の心配

    バッテリ保護機能

    バッテリはプロ用のリチウムイオン電池なので、ほとんどの会社のものがバッテリ保護機能があります。
    バッテリ保護機能によって過放電になった場合には、バッテリー保護のためにライトが自動的に消灯します。
    また本体に電池残量ランプがあるモデルや、残量が少なくなったときに点滅でサインしたり、自動でスモールLEDに切りかわるモデルもあるので、残量がなくなっても突然真っ暗になる心配もありません。
    またリチウムイオンバッテリなので、乾電池を複数充電したり購入する手間も省け、自然放電もほとんどないので、半年~1年に1回は充電しておけば、いざという時にすぐに使うことができる利点もあります。

    2011年に実施された東京電力の計画停電の時も乾電池、ロウソク、照明器具の買占めがおこり品薄になったこともあったので、もしものときにも役立つツールです。

    バッテリーライトの性能比較表

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