レシプロソーの選び方

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レシプロソー_JR144DRF-各部名称
写真のモデル:マキタ | JR144D

レシプロソートップ 特長・使い方 レシプロソーの機能 機能 レシプロソーブレードの種類 ブレードの種類 レシプロソーの性能比較表 性能比較表

特徴

電動のこぎり

マキタやリョービが〔レシプロソー〕日立工機やボッシュが〔セーバソー〕や〔セーバーソー〕という製品名で販売しています。
名前は違っても用途や使い方は同じ電動工具です。
レシプロソーはブレード(刃)が高速で上下運動するので、手鋸で材料を切断するより、労力をかけず効率的に切断することができます。
レシプロソーは専用のブレード(刃)を取り付けることにより、木材以外にプラスチックや金属など様々な材質を切断することが可能です。

丸ノコやジグソーとの違い

同じ用途の電動工具にジグソーや丸ノコなどがありますが、これらと比較するとレシプロソーはベース面が小さくコンパクトなので質量が軽く取り回しがきく利点があります。
ですので、丸ノコやジグソーでは切断できない場所や構造物などを安全に切断することが可能になります。
ベースが小さく丸ノコガイドなどを使用することができないので、欠点として丸ノコのような高い精度はありません。寸法通りに直角に切断するようなことはできません。
安全といっても切断中にブレードが折れることもあるので、安全メガネを装着しましょう。

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用途

様々なシーンで活躍

手鋸で幅や厚みのある材料を切断したり、金鋸で金属を切断すると、労力と手間がかかります。
そのような場合にレシプロソーを使用すると労力をかけず効率的に切断することができます。
現場では〔開口工事〕や〔構造材などの切断〕
塩ビ用や金属用のブレードも取り付けられるので〔金属やパイプの切断〕〔解体作業〕
家庭ではチェンソーやグラインダーより安全に切断できるので〔木の剪定〕〔伐採〕〔家具解体〕に使用される方もいるようです。

作業現場での用途

●構造材などの切断

凸部・隅や際・手や他の切断工具が入らない場所での切断作業。

●開口(窓抜き作業)

天井・床や壁で使用されるコンパネや石膏ボードなどの切り抜き作業が安全かつ効率的に行えます。

●配管・パイプの切断

金属用ブレードを取り付けることにより、塩ビ以外に鉄管・単管・鉄筋なども切断することも可能です。
またレシプロソーはグラインダーのように金属を切断した時に火花がでないので、火気厳禁の作業場所や配管などを切断する作業でも使用されます。

●解体作業

解体や改修工事などでも使用されます。
パワーによりますが、アングル・軽鉄・H鋼・鉄骨も切断できます。
木材&金属を切断できるブレードがあるので、金属だけでなく釘やビスの入った木材も切断することが可能です。
特殊なものでグラスファイバー・ステンレス管・レンガを切断できるブレードもあります。

一般家庭での用途

●庭木の剪定

レシプロソーを使用すると労力がかからない+効率がよくなるだけでなく、怖いイメージがあるチェンソーより安全で静かに切断できます。
小型のモデルを使用すれば、頭上の枝も片手で切断することが可能です。

●竹林の伐採

一般家庭の人だけではないと思いますが、竹林を切断する場合にも多く利用されています。
竹は硬いですが、竹切り用の専用ブレードも販売されているのでスムーズに切断することが可能です。

●家具の解体

大きな家具を細かく切断して、ゴミ袋に入れて捨てることができます。
また木製家具だけでなく、金属用ブレードを取り付けることにより、メタルラック・L型アングル・パイプも切断することが可能です。
ジグソーやレシプロソーにもナイフブレードがあるので、分厚い絨毯やダンボールもスムーズに切断することができます。

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使い方


悪い例:動画で使用しているブレードは品番:20101です。

材料をしっかり押さえる。

はじめに切断する材料をクランプや万力(バイス)で動かないようにしっかりと固定します。
片手で材料を固定させながら切断する場合は、片手で保持できるレシプロソーを選ぶ必要があります。
切断する材料が固定されていないとブレード(刃)が暴れたり、固定されていない材料もブレードと一緒に前後にブレてしまい危険です。

材料にベースを当てよう

次に材料の幅にあわせてベースの位置を調整します。
材料にベース(シュー)をしっかりと押し当てながら切り込みをいれていきます。
材料にベースを当てないと動画の最初のように刃がとられ上手く切り込みがいれられません。
切り始めはスイッチをゆっくりと少しだけ引き、低ストロークで切り込みをいれていきます。
ベースを材料に押し当てていないと、反動が大きくなったり、暴れたりして、ブレードが破損する場合があります。切り込みをいれたら材料にあわせてスピードを調整していきます。
慣れると木材をベースに当てなくても切断できます。

厚い材料を切断する場合

ストローク幅が10mm前後のレシプロソーの場合、厚みのある材料を切断すると切り屑の逃げ場がなくなるので、本機を手鋸のように前後に動かすと速く切断できる場合があります。


動画で使用しているブレードは品番:20101です。

切り抜き

短めで厚みのあるブレードを使用しますが、先端部が窓開け専用刃になっていて切れ込みが入れやすいブレードも販売されています。
ブレード自体で切れ込みが入れられるので、下穴不要で切り抜き可能です。
本機を寝かせた状態で切り込みをいれていきます。
寝かせた状態で材料にベースの角を押し当て、ストローク数をゆっくりの状態で、本機を少しずつ起こしていき穴をあけていきます。
穴があいたらストローク数をあげてゆっくり進めていきます。
寝かした時にレシプロソーの形状によっては、バッテリなどが材に当たって邪魔になる場合があります。
そういった場合はブレードを上下逆に取り付けられるモデルがあり、刃を逆に取り付けると切り込みがいれやすくなります。

切れ込みがいれられないブレードの場合や自信がない場合は、ドリルで穴を開けてからブレードを挿入し切断します。
(4か所に穴をあけておくと簡単です)

面いち切断(際切り)

柔軟性のあるブレードを使用すると、床面や壁面と材料の切断面を揃えることができます。
ブレードと床面や壁面が平行になるようにしならせ、しならせた状態で切断します。

金属を切断する場合

金属を切断する場合は、刃が焼けて寿命が短くならないように切削油を塗布しながら切断します。
金属の場合は、最初から最後までベースを材料に当てておきましょう。
ブレードや切り落とした金属は高温になっているので火傷をしないように気をつけて下さい。

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充電式とコード式の違い

充電式:質量が軽く片手で保持できるがストローク幅が短い。 コード式:質量が重く片手で保持できないがストローク幅が長い。

用途にあったものを選ぼう

レシプロソーには充電式とコード式があります。
充電式は質量が軽くコードがついていないので、持ち運びが便利で移動しながら作業も行えるので、庭木の剪定や作業現場でも便利です。
マキタや日立工機のコード式レシプロソーは質量が重くなり、ジグソーのブレードが装着できなくなりますが、ストローク幅やパワーがあがるので濡れた太い生木や解体作業でも効率よく切断できます。
またバッテリのように電気の残量がなくなる心配もないので、連続作業にも向いています。
どちらも同じ用途で使用することは出来ますが、太い材料や硬い金属を効率よく切断したい場合は、ストローク幅が広いモデルを選んだほうがよいでしょう。
開口工事(窓抜き)や剪定で使用する場合は、片手で保持できる2キロ以下の充電式がよいでしょう。
リョービだけRJK-120という片手で保持できる質量の軽いコード式レシプロソーを販売しています。
マキタ・日立工機・ボッシュの充電式にも質量が重くストローク幅が長いモデルも販売されています。
各モデルのストローク幅や質量が分かる性能比較表はこちらからどうぞ。

レシプロソーの性能比較表

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