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電動工具のバッテリーの種類と選び方

電動工具の電源

写真はドリルドライバーのバッテリーです。

電源の種類

電動工具の電源は、〔バッテリー式〕と〔AC電源〕の2つのタイプがあります。バッテリーとは、電池の外来語なので蓄電池とバッテリーは同じ意味となります。

電動工具のバッテリーにはモデルによって異なりますが、バッテリーの取り外しが可能なタイプと本体に内臓されているタイプがあります。内臓タイプのものはアダプターを繋げて充電しますが、本体やバッテリーが故障してしまうと修理費が買い換えたほうが安く済むような額になる場合があるので、主流となっているバッテリーが取り外し可能なタイプをお勧めします。

bsl1430-日立工機リチウムイオンバッテリ

デフォルトで2つ

マキタや日立工機は、電動工具によって(インパクトなど)バッテリーが本体と一緒に標準で2個付属されているモデルが販売されています。リョービやボッシュの場合は、バッテリが1個だけ付属されています。(モデルによって例外があります。)バッテリーが2個付属されている場合は作業途中に残量がなくなっても、充電してている間にもう一つのバッテリーを使用することができます。

電動工具には同じモデルであっても、バッテリーが1個だけ付属されているものや、本体のみで販売されているものがあるので、ネットで購入する場合は価格が安いからといってすぐにカートに入れず、商品説明文の確認をしっかり行ってから購入しましょう。

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日立工機-バッテリー・充電器

急速充電

充電器は電動工具のバッテリーを充電する機器です。充電器には通常のタイプと急速充電できるタイプがあり、急速充電できる充電器だと通常の充電より早く満充電にすることができます。

充電時間

充電時間は会社やバッテリの容量によって変わりますが、通常のものだと3.0Ahの容量のバッテリを満充電するのに1時間前後かかり、急速充電器ですと20~30分で充電が完了します。DIYの場合は作業量にもよりますが、充電を全て使いきる前に作業が終わる場合のほうが多いと思うので急速充電器でなくても大した支障はありません。

しかし、作業量が多いような仕事で使用する場合は、予備のバッテリがなくなってもすぐに充電ができるように急速充電器を選んだほうがよいと思います。今の14.4Vや18Vなどの電動工具には、急速充電器がデフォルトで付属されているので、主流となっている急速充電器のほうが安かったりします。 各社の充電器の充電時間はこちらのページからどうぞ。

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Makita(マキタ) -充電器14.4V-10.8V

充電の仕方

バッテリーを充電器に差し込む方法は電圧によって変わり、スライド式と差し込み式のものがあります。充電機にバッテリをセットする方法は、電動工具にバッテリーを装着する方法と同じになります。

会社によって異なるかもしれませんが、マキタや日立工機の充電機ですと充電中はランプが赤色に点灯し、充電が完了すると緑色に点灯します。また、充電が完了した場合にメロディやアラームでお知らせしてくれるタイプもあります。

冷却ファンの音

冷却ファンの音

バッテリは熱に弱いので、高温になりやすいで急速タイプの充電器は冷却ファンでバッテリを冷却しながら充電を行います。建築現場などで使用する職人の方は充電したバッテリーをすぐに使用するシーンがあるので、充電器にはバッテリを冷やす冷却機能が備わっているのです。

一般的なコードレスタイプの電化製品を充電しても音は鳴りませんが、冷却ファンがついている急速充電器でバッテリーを充電すると冷却ファンが回転する音がします。この音は会社やモデルによって変わるかもしれませんが、けっこう大きな音がするので、最初はびっくりするかもしれませんが故障ではありません。音の大きさを計測すると50~60dBあったので人の小声と同等くらいの音が響いていることになります。

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